我が校のPTA活動|口内小学校PTA 会長 佐藤正幸

我が校のPTA活動/口内小学校PTA 会長 佐藤正幸

【心肺蘇生法の講習会】
【心肺蘇生法の講習会】
 80名を切る小規模の学校です。しかし、口内の子供達は、学校の裏側にそびえたつ「愛宕山」をはじめとする豊かな自然に包まれて伸び伸びと生活しています。その姿は、我が校の誇りであると感じています。本年度の活動テーマを、「たくましい体 豊かな心 生きる力」とし、サブタイトルで「地域・家庭で支えよう体験の輪」と定め活動している途中ですが、地域全体がひとつになって子供達を見守り、育んでいこうとする雰囲気もまた小規模校ならではと感じています。
さて、PTA活動ですが、ここ数年、会員数の減少が続き、本年度は規約改正を行い専門部の統合等により役員数の削減を図りました。
各専門部には、「校外指導部」、「厚生社教部」、「広報部」の3部門があり、独自に活動内容を検討しています。
9月には、「厚生社教部」主催で心肺蘇生法の講習会が開催されました。児童、父母、地域の方々が参加し命の大切さを学んだ後、救命救急士の方の指導による心肺蘇生法の講習が行われました。それに加え今回は、自動体外式除細動器(AED)も使用した心肺蘇生法も行われ参加者全員が実際に操作してみる事が出来ました。

【安比リレーマラソン】
【安比リレーマラソン】
 また、我が校ではここ3年、続けて参加しているものがあります。それは、安比リレーマラソンです。42.195kmを10人以内の選手でたすきリレーするもので、今年も2チームが参加し、完走して来ました。記録目的の参加ではなく、走る苦しみの後の、全員でゴールする喜びや、応援してくれる家族や友達がいる事を感じてほしくて参加してきました。
このように行動力があり、子供達のために協力的な家庭、地域の方々によってPTA活動が成り立っています。今後、子供達がより多くの事を学ぶためには、どのような環境作りをし、どのような体験をさせてあげられるのか、これからもPTAの皆さんの協力を得て、考えていきたいと思います。