子どもたちと共に歩むこと|黒沢尻西小学校

黒沢尻西小学校
■子どもたちと共に歩むこと   校長  澤田 育生

本校の子どもと職員のよりどころ、それは「より高く」であり、「より美しく」であり、「よりたくましく」です。
授業中、先生や友だちを食い入るような瞳で見つめお話を聞いている子、自分の思いを言葉を選びながら話そうと頑張っている子がいます。「より高く」の姿です。陸上や水泳の練習が終わり全体で挨拶した後、指導を担当してくださった先生方一人一人を回り感謝の気持ちを伝えている子供たちがいます。掃除の時、箒で掃きとれない埃を手のひらで集めている子もいます。「より美しく」を実践しているのです。朝や休み時間、黙々と校庭を走る子どもたち、これは「よりたくましく」を体現しています。
子共たちと職員がいっしょになって「より高く より美しく よりたくましく」を追求すること、そのことによって学校の動きに流れが生まれます。
本校の今の教育は、本校に思いを寄せられた数多くの方々の努力の上に成り立っています。「より高く より美しくよりたくましく」に向かう取り組みをこれまで以上に大切にし、「真・善・美」を追求する気風に満ちた学校をつくること、それが、数多くの方々の本校への思いに応えることではないかと思っております。また、昨今の様々な教育課題も、このような学校づくりが実現すればおのずと解決していくことでしょう。
本校には子どもたちと共に歩むことに心から喜びを感じている31人の教職員がおります。また、PTAや地域の方々は本当に親身になって学校を見てくださっています。学校、家庭、地域の三者が一体となって、学校の動きに「真・善・美」を追求する大きな流れを生み出したい、そう思っております。